日本看護技術学会第17回学術集会 The 17th Academic Conference Japanese Society of Nursing Art and Science

2018.9.8[土]9[日]
会場/青森県立保健大学

開催概要

主催

日本看護技術学会第17回学術集会企画委員会

学術集会長

角濱 春美(青森県立保健大学理事・学部長)

開催時期

2018年9月8日(土)10:30~17:00/9日(日)9:00~14:30

会場

青森県立保健大学(〒030-8505 青森市浜館字間瀬58-1)

参加者

県内外の看護師、助産師、保健師、看護教員、看護学生、他

参加予定人数

約700名

参加費

会 員(事前受付) 10,000円
非会員(事前受付) 11,000円
会 員(当日受付) 11,000円
非会員(当日受付) 12,000円
学 生(抄録あり) 4,000円
学 生(抄録なし) 2,000円

大会テーマ

「看護技術のちから-実践のジレンマのブレイクスルー」

学術集会の内容(予定)

学術集会企画委員が主催するセッションとして、キーとなる話題についてシンポジウム形式で発表および議論を行う「キーセッション」を6題、実践・研究・教育の種となる新たな知見について情報提供と議論を行う「seedsセッション」2題、事例を物語る「リレーセッション」6題を企画した。
学会本部の企画するセッションとして、技術研究成果検討委員会と研究活動推進委員会(卒業研究交流セッション)が企画されている。
学会員がテーマを応募しお互いの交流を行う交流セッション、研究の発表を行う一般演題が企画されている。

学術集会企画セッション

キーセッションⅠ(大会長講演)

「ジレンマのブレイクスルー:看護師の抱えるジレンマとブレイクスルーの様相」
演者 角濱春美(青森県立保健大学)
座長 上野栄一(福井大学学術研究院医学系部門 看護学領域)

現在の看護が抱えているジレンマが生じている理由を紐解き、そのブレイクスルーの様相を探ります。

キーセッションⅡ

「現在の看護に感じるジレンマとその源泉:対談」
対談者 川嶋みどり(日本赤十字看護大学名誉教授)
対談者 西村ユミ(首都大学東京)

時代とともに、社会とともに看護師の役割は変わります。その中で、看護がたいせつにしてきたものは守られているのでしょうか?川嶋先生、西村先生が今感じるジレンマと、なぜそれが生じているのか、について語り合います。看護へのまなざしを共有することをねらいとしたセッションです。

キーセッションⅢ

「伝統と科学のジレンマ:看護技術は職人技か?科学か?」
リーダー兼スピーカー 武田利明(日本看護技術学会理事長・岩手県立大学看護学部)
スピーカー 高橋有里(岩手県立大学看護学部)
スピーカー 村上繁子(済生会岩泉病院)
スピーカー 柳澤敦子(岩手県立大東病院)

私たちが学び継承してきた看護技術の手技には、研究の裏付けがあるものも、必ずしも明確ではないものもあります。看護技術の科学的根拠を探求してきた研究者と臨床で技を培ってきた実践者とともに、確かな看護技術や思い込み看護技術について考えるセッションです。

キーセッションⅣ

「安全と安楽のジレンマ:ディスポーザブルタオルの開発と普及から」
リーダー兼スピーカー 矢野理香(北海道大学)
スピーカー 深井喜代子(岡山大学大学院保健学研究科)
スピーカー 澁谷 幸(神戸市看護大学)

感染予防を目的として、清拭に使用するディスポーザブルタオルが急激に普及しています。看護師が「清拭」として行ってきた行為は、皮膚を清潔にすることのみを目的としてきたのではありません。清拭の持つ価値、意味を問いながら、安全かつ、伝承に値するこれからの「清拭」について議論します。

 

キーセッションⅤ

「看護の本質と役割のジレンマ:看護師は何をする人なのか」
リーダー兼スピーカー 上泉和子(青森県立保健大学)
スピーカー 菱沼典子(三重県立看護大学)
スピーカー 嶋森好子(岩手医科大学看護学部)

以前看護の仕事だった生活の援助の大部分を他職種やケアワーカーに委譲し、患者教育や家族との調整は認定看護師や専門看護師の仕事とされ、ジェネラルなナースは何をする人なのか、良くわからなくなっています。他職種が「専門です」と言って活動している隙間をアメーバのように埋めているうちに、なんだか透明な存在になってきたような気がしています。このような現状で、看護の本質を見つめなおし、何をする人なのか?を考えるセッションです。

キーセッションⅥ

「安全と安楽のジレンマ:安楽は安全を導く―抑制しない看護-」
リーダー兼スピーカー 縄秀志(聖路加国際大学)
スピーカー 小藤幹恵(金沢大学附属病院)
スピーカー 川野恵智子(八戸市立市民病院)

安全を守るためと称して行われている身体拘束は、安楽でないことはもちろんのこと、患者の安全をも脅かし、看護師の人としての誇りをも傷つけています。身体拘束をしない看護を選択した病院から、その経過と成果を発表頂きます。また、患者さんの「心地よさ」を探求し、臨床科と身体拘束の問題について連携して取り組んできた研究者が、安楽と安全との関係について語ります。

SeedsセッションⅠ

「療養生活と日常生活の乖離のジレンマ:日常生活をケアに組み込んだ看護ケア」
リーダー兼スピーカー 加藤木真史(聖路加国際大学)
スピーカー 大橋久美子(姫路獨協大学)
スピーカー 酒井禎子(新潟県立看護大学)

高度医療が進展し、特に急性期病院では療養環境は生活の場である環境とは切り離されたものになっています。そんな中、日常生活をケアに組み込むことで、回復力を支えられたという研究があります。ナイチンゲールを紐解くまでもなく、生命力の消耗を最小限にするような環境を整えることは看護の本質です。患者さんの生活・生活環境を支える看護について考えるセッションです。

SeedsセッションⅡ

「伝統と科学のジレンマ:患者の意思決定に関わるシャーマンの役割」
リーダー兼スピーカー 藤井博英(東京情報大学)
スピーカー 鳴海秀雲(二代目元祖津軽イタコ)

医療や看護の選択にあたり、患者は様々な情報の中で自己決定を迫られます。しかし、大切な選択であればあるほど迷い、「自分が決めたこと」として選択を引き受けなければならない重さに、苦しむことがあります。そのような苦しさを引き受けてきた存在としてシャーマン(イタコ)をとらえ、これからの自己決定について考えるセッションとします。

リレーセッション

看護のちからを事例で語る
コーディネーター兼事例発表者 小山敦代(聖泉大学)/木村恵美子(青森県立保健大学)
事例発表者 角濱春美(青森県立保健大学)/柳奈津子(群馬大学)/野月千春(東京新宿メディカルセンター)

看護(ケア)の本質は、事例に宿ります。看護、看護を通して出会った人、出会った自分について、ゆっくりと物語ることで、看護とは何か、人とはど何か、を感じ合うセッションです。物語る人から物語る人へ、リレーのようにバトンを渡していきます。

学会主催企画

編集委員会セッション 研究成果検討委員会セッション

学会員応募による交流セッション

一般演題(口演・示説)

卒業研究交流セッション

懇親会

日時 2018年9月8日(土)17:30~
場所 青森県立保健大学
会費 5,000円

企画委員会

会長
角濱 春美(青森県立保健大学)
事務局長
藤本 真記子(青森県立保健大学)
委員
矢野 理香(北海道大学)
高橋 有里(岩手県立大学)
柾谷 京子(八戸平和病院)
佐藤真由美(弘前大学)
上野 栄一(福井大学)
四谷 淳子(福井大学)
松島 正起(青森中央学院大学)
上泉 和子(青森県立保健大学)
木村恵美子(青森県立保健大学)
鄭  佳紅(青森県立保健大学)
福井 幸子(青森県立保健大学)
村上眞須美(青森県立保健大学)
小池祥太郎(青森県立保健大学)
小林 昭子(青森県立保健大学)
沼田 祐子(青森県立保健大学)
市川美奈子(青森県立保健大学)
村上 純子(青森県立保健大学)
開催概要ダウンロードはこちら(PDFファイル:209KB)

連絡先

日本看護技術学会第17回学術集会
事務局長 藤本 真記子
E-mail : info@jsnas17.jp Fax : 017-765-2055